帰国のご連絡
4/29にロンドンを発ち、4/30に成田に着きます。
本帰国です。
今は非常に忙しいので、なかなか更新が出来ずにいますが、
帰国し次第こちらのライブで撮った写真をupしたり出来れば、と思います。
もう面白い海外ネタをかけなくなるのが悲しいです。
でも、元気でやっていきます。
では。
The voice of TOTO
スウェーデンのストックホルムに行ってきました。
ひょんなことからTommy Denanderとお友達になり、Peter Friestedtが主催するL.A. Projectの
ストックホルムでのライブに参戦してきました。
ヴォーカルは、あのJoseph Williams。
TOTOの3代目ヴォーカルです。
幸いにして、トミーとピーターの計らいでサウンドチェックにももぐりこむことができました。
一時期喉を悪くしていたそうですが、ジョゼフは完全復活ですね。
あの甘くて伸びやかな高音が戻っています。
セットリストは以下の通り。
Pamela
One More Night
Somewhere Tonight
When You Look In My Eyes
Thousand Years
Could This Be Love
Stop Loving You
Get Back
もう、感涙のレベルです。
あの声でTOTOの曲が聴けるんですよ。
これで感動せずに、何で感動すればいいんですか。
あの美しい声で歌い上げられる美しいメロディ。
ステージの上のメンバー(Peter Friestedtはじめ全てスウェーデン人)の嬉しそうな顔。
Josephも「みんなのおかげで、いつもじゃ出ない声も出るよ」と嬉しそうに言っていました。
「Thousand Years」なんて、「TOTOでもやってないんじゃないかな?」とジョゼフが言うくらいのレア度です。
会場にはトミー・デナンダーのほかにヨラン・エドマン、Work Of Artのロバート・サールも来ていて、
メロハー好きにはたまらない豪華な一夜でした。
特に「ただのTOTOヲタ」になっていたロバートのはしゃぎっぷりたるや物凄く、
彼とジョゼフ・ウィリアムズの写真を撮ったところ、「送って!それ送って!!」と飛び上がらんばかりに喜んでいました。
もちろん送っておきました (^-^)v
トミーいわく、このライブの模様はスウェーデンでTV放送されるらしく、
高い確率でネット(www.tv4.se)でアーカイブが見られるはず、とのことです。
ネットで見られるかは保証できませんが、確認してみる価値はあるかと思います。
スウェーデン時間で明日放送なので、出るとしたら明後日以降になるのではないでしょうか。
メロハー、バンザイ。。。
日記とびまくりでごめんなさい 〜 帰国のご連絡
最近本当に日記がとびまくりでごめんなさい。
仕事が忙しくて、3日連続午前帰宅をやらかした日にはさすがに足元が怪しくなっていました。
しかも、最終日は出張者の接待でスト○ップクラブ(ヘンな検索で引っかかってこないように伏字にしときます)に
連れて行かされました。
なにが悲しくて女の私が女の裸踊りを観にゃならんのだ。
いや、男の裸踊りはもっとイヤだけど。
でも、ス×リップって、顔やプロポーションより観客サービスとパフォーマンスの派手さが大事だな、と思ったのは面白い収穫です。
さて。
唐突ですが、諸事情ありまして(会社の都合なのですが)、急に本帰国することになりました。
5月のゴールデンウィークは日本で過ごします。
2年しか英国にいられなかったこと、1回しかFirefestにいけなかったこと、Z Rock Festにいけなかったこと。
残念なことはたくさんありますが、これもまた運命です。
私は80's生まれの人間ですが、こんなに若くして駐在員に選んでいただけたこと、
大好きな第二のふるさとで貴重な時間を過ごせたことは、非常に幸せなことだったと思っています。
海外からの情報発信が出来なくなるのは残念でなりませんが、現地で培った人脈は不滅なはず。
今後も機会があれば海外に足を運んでいきたいものです。
さて。
来週17日から2週間休暇を取得しました。
今年度はほとんど休みをとっていないので、これは必須なのです。
バルセロナに3泊ほどしてきますが、それ以外にもいろいろ予定は組んであります。
間違いなくその期間にもう一度更新します。
では。
謹賀新年 〜2009年初ライブ、H.E.A.T. / Andre Matos / EDGUY
明けましておめでとうございます。
遅くなってしまって申し訳ない。
今年はたくさん旅行に行く予定です。
ライブももちろん行きますが、それより旅行のほうに重点を置いた年になる気がします。
今のところ何箇所か予定はありますが、どれもとても楽しみで、
今までにない刺激的な体験が出来そうな予感がします。
行った後には差しさわりの無い範囲内で写真をupしますね。
では、本題。
昨日、今年初ライブに行ってきました。
Firefestで注目を浴びた(んじゃないかな、と思われる)H.E.A.Tと、
元Angraのアンドレ・マトスを前座にしたがえたEDGUYのロンドン公演です。
EDGUYは日本にいた頃から是非、是非観たかったバンドなので、非常に嬉しかった!!
で、土曜日に公演が終了した後会場から会社に直行し、日曜の朝まで仕事してました。
というわけで、もう脳味噌がフラフラです。
でも、書かずにはいられなかったので、書きます。ライブレポ。
オールスタンディングのメタルのライブなので、内容は物凄く大雑把にしか書きません。
だってメモなんかとる余裕ないもの。
会場はロンドンの都心部から少し北に行った、やや若者向けのエリアにあるライブハウスです。
予想していたより遥かに狭かった。
会場ではビールを飲んですでに軽く出来上がっている人たちも多く、
音楽をじっくり楽しみたい人にはちょっと不向きかもしれない環境です。
音響チェックにSteely Danを使っていたのが印象的でした。
「Rikki Don't Lose That Number」とかTOTOファンにはおなじみの「Bodhisattva」とかが流れてて、
嬉しくなっちゃいました。
これは音響さんの趣味なのか、TOTO好きのH.E.A.T.の仕業なのかはわかりませんが。
ではでは、レポートに移りましょう。
EDGUYは日本公演もあるということで、ネタバレしまくりです。
なので、「続きを読む」を発動します。
ご無沙汰です
サボりがちでゴメンナサイ。
もう早くも師走ですね。
こちらはクリスマスモード全開です。
職場にはツリーが飾られ、ディスプレイをピカピカのモールが取り囲み、
社員は3割減くらいの勢いです。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は元気です。
とても元気です。
が、仕事の都合で3月まで休みが取れないことが確定したため、
腐りまくっています。
だって、代休が3日取れるはずで、法定2週間休暇も手付かずで残っているんだよ?
チームリーダーに
「3月は私は出社しないものと思ってくれ。
いるものと思ってプロジェクトマネージャーにアサインするのはやめてくれ。」
と伝えておきましたが、聞いていたんだかいないんだか(ため息)。
そろそろ今年のまとめの時期ですかね。
今年もいくつかライブに行きました。
全て納得の・そして満足のクオリティでしたが。
やっぱりなんといってもFirefestでしょう!!
これは最高でした。また来年も是非、是非!!行きたいっ!!
人生の転機、とまでは言いませんが、間違いなく一生の思い出になるほどでした。
そして、これを機にたくさんのオンライン友達も出来ました。
ミュージシャン本人とメッセージを交わす機会にも恵まれました。
人生がまた少し豊かになった気がします。
新生JOURNEYは流石のクオリティだったし、BON JOVIは相変わらず盛り上がれるし、
Scorpionsは貫禄のステージと遊び心溢れる演出が素晴らしかったしゲストは最高!
Rockin' Fieldsでは今まで知らなかったバンドに出会えたし、
ファビオ・リオーネの生歌唱は頬が弛むほどの貫禄だったし、
Avantasiaが観られて大満足!
CDは今まで以上に旧作に手を出すようになりました。
が、今年の新譜の最高傑作は文句なしにWork Of Artの「Artwork」に決まりです!!
デビューアルバムにしてこの超クオリティ。
この手のジャンルの音楽を愛するファン達を仰天せしめました。
心躍るメロディに華やかなコーラス、北欧特有の透明感。
今後も是非活躍して欲しいバンドです。
新作は2010年発表予定です。
それまではレコーディングに専念してライブは行わない方針だそうです。
…ちょっと残念。。。
残念なニュースもあります。
TOTOの活動終了は残念でしたが、超一流のセッションミュージシャンの彼らのこと、
またどこかで集まって彼らの音を聴かせてくれることでしょう。
来年は、アンドレ・マトス / EDGUYに始まり、
続いてWIG WAM / ジョー・リン・ターナー / ジョン・ウェイトのセットを観てきます。
アルバムでは、以下の作品が既に発売決定です。
Los Angeles (2nd。作曲陣にKhymeraの「The Greatest Wonder」に曲を提供したマーティン兄弟参加)
Killing Touch (1st)
Place Vandome (2nd。Work Of Artの「Artwork」の未収録曲を含む)
David Readman (2nd。1stに引き続きトミー・デナンダー参加)
Radioactive (4th。もしかしたらDVDも出るかも)
…こんな感じですかね。
来年の秋に再度一時帰国します。
では、皆様、数日早いですが。
I wish you all a Very Merry Christmas!!
ひさしぶりに最新情報など
最近はライブレポートが多かったので、久しぶりに最新情報など。
日本とはちょっと情報のソースが変わってきましたが、頑張ってなるべく最新の情報を手に入れていきたいです。
EDGUYのヨーロッパ版が発売になったようですね。
ロンドン公演は無事チケットを抑えました。
ヨーロッパツアーのサポートは元Angraのアンドレ・マトスです。
最新ソロアルバムのプロモなのでしょうか。
Avantasiaでもトビーとは共演しているし、やりやすい仲なのでしょうね。
ヨーロッパ以外ではH.E.A.Tというスウェーデンのバンド(Firefestに出演)がサポートです。
EDGUYのファン層とは少し違うかもしれません。
80'sのメロディアス系ハードロックを演奏するバンドです。
見た目が派手です。
基本的に長髪クルクル、タンクトップだったり羽根飾りつきの帽子だったりスリムジーンズ/黒パンツだったり、
見た目からモロ80'sってな感じ。
非常に若く、エネルギッシュでパフォーマンスも派手、演奏テクも十分に高い。
ただ、ヴォーカルがFirefestの直前に心臓疾患か何かで手術をしたらしいのがちょっと心配。
日本公演はH.E.A.Tがサポートなのかな?
それまでに完全復帰を祈ります。
が、もしちょっと大人しいようでも、温かく見守ってあげてほしいな、と個人的には思います。
Firefestでは本当に頑張っていたし、そうすぐに暴れてもいい状態ではないと思うし、
何より今後のことを見据えて活動して欲しいですし。
Danger Dangerは新譜が完成したようです。
と、某掲示板にテッド・ポーリー自身が書き込んでいましたw
ああいうライブをきっかけに勢いがつくって、本当に理想的な動き方だと思います。
ライブを観て新たなファンも出来ただろうし、昔からのファンも「やっぱりいいなぁ!」と思うだろうし。
そんな反応を見たらバンドだってやる気もいつも以上に出てくるだろうし。
発売の詳細は書いてはいなかったようですが、まぁ来年でしょうね。
Tommy DenanderはFergie Frederiksen(出来ればRadioactiveのオールスターメンバーで!!!)ヨーロッパを回りたいらしいです。
少なくともTommy自身はやる気まんまんで、「絶対来年のFirefestに出たいから、今から主催者をせっついてるんだ!」
と、
これもまた本人自身が掲示板に書き込んでいました(ヒマだなw)。
Radioactiveのオールスターって、物凄いことになりますね。
ファーギーだけでも十分凄いのに、「オールスター」ってことは、ヴォーカルはきっとミカエル・アーランドソンも召喚するのでしょう。
今から観る気満々です。
ただ、Tommyは以前にも「Radioactiveでライブがやりたい!!」と言っていたにも関わらず出来ていないことから、
今回も計画倒れにならないといいなぁ、と思っているところです。
ヨーロッパを回るならきっとイギリスにも来るのでしょう。
出来ればFirefestじゃなくて、ツアーを組んで欲しいですね。
Firefestだとどうしても曲数が少なくなっちゃうから。
今日のところはこんな感じで。
またupdateがあり次第更新します。
God bless, long live QUEEN!!
Queen + Paul Rodgersのロンドン公演を観てきました。
最高にかっこよかった。
ブライアンの静かな貫禄とカリスマ性、どこまでも伸びて歌うギターの音色には打たれました。
本当に綺麗な音色なんです。
12弦を携え、中央ステージに置いた椅子に座ったブライアン。
笑顔で「Maybe It's Because I'm A Londoner」を一緒に歌う観客の嬉しそうなこと!!
そして歓声を受けるブライアンの嬉しそうなこと!
「ザンジバルから来た友人の歌をやろう。彼の名前はフレディ!!」
そして湧き上がる大歓声。
「素晴らしい曲の数々を残してくれたんだ、今でも演奏できることを幸せに思うよ。」
そういって弾き始めた「Love Of My Life」。
少し眩しそうにスタンド席を見上げるブライアン。
美しい旋律を、はにかんだ表情で弾き歌う彼には後光が射して、慈愛の表情にすら見えました。
ロジャー・テイラーはドラムと超高音担当。
クリック無しに男気を感じますね。
「ライブ評に、女性コーラスが疑わしいほど完璧だったって書かれたよ」
と言って、ちょっと皮肉っぽく笑うブライアン。
「疑わしいほど完璧なコーラス、ロジャー!!」
苦笑いしながら笑顔で出てくるロジャー・テイラー。
あのハイトーンは今でも健在です。
ハモリの美しさといったらもう、聴いているだけで目がウルウルしそうなほどです。
ベース弦をドラムスティックで叩いて「Another One Bites The Dust」を演奏する。
あるいは、ドラムセットを設置しながら、増えるタイコの数にあわせて手数と
バリエーションを増やしていく、という面白いドラムソロは観客もわくわくしながら観ていました。
楽しみにしていた「Radio Ga Ga」では、1万余人の観客が手を叩き、斜めに掲げたあのフリを再現。
あぁ、今私はイギリスにいるんだ。。。
Queenの母国にいるんだ。
老若男女問わず満面の笑顔で手を掲げる観客の姿に、しみじみと嬉しくなりました。
みんなフレディこそがQueenのヴォーカルだってわかっている。
それをわかった上で絶品の歌唱を続けるポール・ロジャース。
かっこよかった…。
「All Right Now」や「Bad Company」といった彼の持ち曲を堂々と歌う姿には、
FreeやBad Companyで名を馳せた名ヴォーカルとしての矜持を感じました。
これくらいestablishedなヴォーカルじゃないと、「Queen + 」の後に名乗ることは出来ないのでしょう。
アコースティックギターをかき鳴らして歌った「Seagul」のかっこよさは尋常じゃなかった。
声を出して消えるまで、その消えている間さえ、彼の歌のうちです。
声自体かっこいいのに、抑揚には抑えきれない感情がにじみ出ていて
(その「にじみ出る」具合ですら演出なのに…)かっこいい。
「The Show Must Go On」でギターが泣いているときのブライアン・メイの静かな笑顔。
なんであんなに優しく微笑むことが出来るんだろう。
きっと辛い思いをしたに違いないのに。
そしてスクリーンには歌うフレディの姿。
「Bohemian Rhapsody」。
もうここで涙腺弛まない人間いないですよ。
痺れた。
でも、あんだけ複雑で次から次へと展開する曲なのに観客達が完璧に覚えていて、
一緒に歌っているのには感心して思わず笑っちゃいました。
しみじみと、かっこよかった。
なんて表現したらいいんだろう。
気品と風格のある、落ち着いたかっこよさ。
…なんだけど、かっこいい、という表現が陳腐に感じます。